ワタミグループは外食事業、宅食事業及び農業などを展開、日本全国に500店舗を超える外食店舗、宅食事業の販売網、 食材や調理済み食品を製造・供給する工場・物流インフラ、中国・香港を中心とした東南アジア地域に約100店舗の外食店舗を保有している。神明HDは、100年にわたり精米卸販売を手掛けており、ブランド米を取り扱う他、無菌包装米飯・炊飯米等の加工食品事業、外食事業等を展開している。両社は、製造インフラ・ノウハウを活かした補完体制の確立等、海外外食事業におけるスケールメリットの追求等、神明HDの精米卸のノウハウを活用した市場に左右されない安定調達等収益性の向上等が図れると判断し、業務提携に至ったもの。今回の業務提携とあわせて、ワタミは神明HDに対して、自己株式1,750,000株(本自己株式処分後の発行済株式総数に対する所有割合4.19%)を割当て、神明HDはこれを引き受ける。