三井物産【8031】は、中国の北京三源餐飲管理有限公司(以下「三源社」)の約25%の持分を取得し、増資引受契約及び持分譲渡契約を締結したと発表した。三源社は、三井物産の出資参画にあたって、中国で企業・病院・学校等に向けた給食事業を展開する北京健力源餐飲管理有限公司(以下「健力源社」)が新たに設立した会社。健力源社の主な顧客は、中国国営・民営企業、外資系大手製造業といった地域優良企業で、病院、学校等に向けても給食サービスを提供しており、三源社はこれら事業を全て継承する。三井物産は、関係会社を通じ38年以上に亘り日本国内で給食事業を展開しており、新興国における給食事業を注力分野の一つと位置付け、三源社に出資参画し、今後も成長が見込まれる中国の給食サービスの市場で収益拡大を狙う。