また大成良友(上海)は上海工場の他に天津市で大成集団が運営している製粉工場も傘下とする予定。天津製粉工場は昭和産業と大成集団が合弁事業を展開しているプレミックス工場の大成昭和食品(天津)有限公司と同じ敷地にあり、日本同様のシナジー効果も期待できる。
昭和産業の海外事業は、プレミックス事業を中国・天津市の大成昭和食品(天津)有限公司とベトナム・ホーチミン市のインターミックス社に資本参加しており、製粉事業については今回が初めての海外事業となる。
昭和産業は、小麦粉、食用油、パスタ、ぶどう糖、飼料、冷凍食品等の多岐にわたる食品素材、食品の製造販売を中心に、穀物サイロや不動産の売買など多角経営を行う総合食品メーカーである。