宅配すし「銀のさら」運営の(株)ライドオン・エクスプレスは低価格ブランド店を追加する。主力の銀のさらに比べ客単価が3割安く、少量の盛り合わせや好きなネタを1貫から選べるようにした。若者や子供のいる家族などが利用しやすくして多様な客層をつかむ。新しい低価格ブランド店は「すし上等!」「銀のさら」の宅配拠点に併設することで人件費等の初期投資を抑えて店舗を増やす。銀のさらは宅配すしの市場で最大のシェアを誇るが、すし全体から見た宅配ずしの市場規模はわずか3.5%程度。低価格の宅配すしを積極展開することで回転寿司の顧客誘客を目指す。