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トリップアドバイザー、中国人旅行客向けにレストランのモバイルクーポンサービスを開始

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旅の計画から予約までをサポートする世界最大の旅行サイト「TripAdvisor®」(トリップアドバイザー、本社:マサチ ューセッツ州ニュートン、NASDAQ:TRIP、CEO:ステファン・カウファー、日本語サイト: www.tripadvisor.jp/)は、中国人旅行者向けに、旅先でよりスムーズにグルメ体験を楽しむことを目的とした新たなモバイルサービスをスタートさせ、その第一弾として中国人旅行者に大変人気の高い日本での展開をはじめた。

この新しいサービスは、トリップアドバイザーの中国版である「マオトゥイン(猫途鹰)」のモバイルサイトおよびアプリ から利用することができます。旅行者は、モバイルサイトまたは店舗のオフライン QR コードからスペシャルクーポ ンをダウンロードし、そのクーポンを提示することで割引や無料のサービス(セットメニューを注文した際)などを受 けることができます。また、全てのクーポン情報は、中国語および日本語で表示されるため、レストラン側が旅行客 とのミスコミュニケーションを心配せずに対応できるようにもなっており、旅行者にとっても、レストランの詳細情報を 中国語で見ることができるため、お店選びやメニューを注文する際の不安を軽減することができ、よりスムーズに 食の体験を楽しむことができます。

株式会社トリップアドバイザー代表取締役の牧野友衛は、次のようにコメントしています。「トリップアドバイザーは、 ユーザーの皆さまが自由に安心して思い通りの旅をお楽しみいただけるよう、お客様に必要とされている情報をご 提供しております。また、私共は中国人旅行者の皆さまに最高の日本食文化を体験いただきたいと考えております。 今回ご参画いただいているレストランにて、中国からのグルメのお客様がストレスフリーでより豊かな食の体験をお 楽しみいただけることを喜ばしく思います。」

日本政府観光局(JNTO)によると、中国は引き続き最大のインバウンド市場であり、2016 年 1 月以降 500 万人以 上の旅行者が日本を訪れていると発表していますトリップアドバイザーの中国版「マオトゥイン(猫途鹰)」によれば、今年9月の中国における長期休暇の期間中、東京、京都、そして大阪が中国人旅行者の間で最も人気の観光都市だった。

同サービスに参画している「六歌仙」代表取締役社長の磯見幸成氏は、次のようにコメントしている。
「トリップアドバイザーの新しい取組みに参加でき光栄に思っております。訪日外国人のお客様が日々増え続ける中 で、特に中国のお客様の比率は非常に高いのが現状です。更に多くのお客様に来ていただきたいと思う一方で、 同時に言葉の壁にも悩んでいました。今回の新しい取り組みはそのどちらの要望も叶えてくれる素晴らしいサービ スだと感じています。日本に来てからはもちろん、旅を計画している段階から、もっと簡単に私共のレストランを検 索してもらい、来ていただけるようになれば良いと思っております。」

トリップアドバイザーの中国版「マオトゥイン(猫途鹰)」にて中国人旅行者が検索できる日本国内のレストランは 600,000 軒以上で、そのうちの約88,000軒が東京のレストラン。 現在、同サービスは東京のレストランを中心に展開をしており、引き続きサービスを提供するレストラン店舗の拡大を目指していくとしている。