1. TOP>
  2. ベンチャーニュース
  3. オルトプラスとSHIFT の合弁会社、AI搭載のチャットシステムによるカスタマーサポート試験導入開始!

オルトプラスとSHIFTの合弁会社、AI搭載のチャットシステムによるカスタマーサポート試験導入開始!

  • feedy

株式会社オルトプラス(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:石井 武)と株式会社SHIFT(本社:東京都港区/代表取締役社長:丹下 大、東証マザーズ:3697)の合弁会社である株式会社SHIFT PLUS (本社:高知県高知市、代表取締役:松島 弘敏)は、 人工知能テクノロジー(以下、AI)を搭載したチャットシステム(※1)によるカスタマーサポート(以下、CS)サービスである「AICO」(呼称:アイコ)を、オルトプラスのタイトルで試験導入する。

SHIFT PLUSでは、AIテクノロジーを用いた対話システム開発を手掛ける株式会社Nextremer(本社:東京都板橋区/代表取締役CEO:向井 永浩氏)、対話システム開発に必要な学習データの提供を行う株式会社dataremer(本社:高知県南国市/代表取締役社長:興梠 敬典氏)のそれぞれの強みを活かし、「AICO」の開発を進めてきた。SHIFT PLUSがこれまでに培ってきたCSのノウハウやナレッジ、Nextremerによって開発されたAIエンジンとWebシステム、dataremerの対話シナリオやキャラクター作成のノウハウを掛け合わし、「AICO」は実現されている。

日々ユーザーから届く様々な問い合わせの全てをAIだけで対応することは困難であり、また、AIに学習させるデータの収集には膨大なコストが必要。「AICO」はCS対応の全てをAIに置き換えるものではなく、AIとオペレーターが協業し、またオペレーターが対応した実績を基にAIに学習させることで、ユーザーにこれまで以上に快適なサービスを提供しながら、段階的にAIの対応比率を高めていく。「AICO」とは、AIを介すことで、ユーザーとオペレーター、ユーザーとクライアント(運営・開発会社等)、つまり人と人とのコミュニケーションを豊かにするという想いが込められたサービスとなっている。
「AICO」では、問い合わせから解決までの所要時間目標を平均12分とし、初期の段階においては、すべての問い合わせの約30%をAIが回答する。問い合わせをチャットシステムで行うことで、1回に送信する平均文字数は30~100文字以内と短く、ユーザーもオペレーターも読み取り易くなる。また、会話に近いテンポのやり取りで1対1の関係を築き易く、AIの対応にキャラクター性を持たせることで温かみを感じられるサービスを目指す。

※1
チャットシステム:オペレーターやAIとテキストベースでリアルタイムなやり取りを行うシステム。メールベースでの問い合わせでは、ユーザーは返事がいつ届くかが分からず、また電話での問い合わせは待ち時間が長くなりやすく、どちらもユーザーのストレスを誘発することが多いと考えられる。チャットであれば、待ち時間もなくスムーズなコミュニケーションが可能になるところにメリットを置いている。