「AICO」では、問い合わせから解決までの所要時間目標を平均12分とし、初期の段階においては、すべての問い合わせの約30%をAIが回答する。問い合わせをチャットシステムで行うことで、1回に送信する平均文字数は30~100文字以内と短く、ユーザーもオペレーターも読み取り易くなる。また、会話に近いテンポのやり取りで1対1の関係を築き易く、AIの対応にキャラクター性を持たせることで温かみを感じられるサービスを目指す。
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チャットシステム:オペレーターやAIとテキストベースでリアルタイムなやり取りを行うシステム。メールベースでの問い合わせでは、ユーザーは返事がいつ届くかが分からず、また電話での問い合わせは待ち時間が長くなりやすく、どちらもユーザーのストレスを誘発することが多いと考えられる。チャットであれば、待ち時間もなくスムーズなコミュニケーションが可能になるところにメリットを置いている。