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Alpacaが175万米ドルの資金調達を実施してトレーディングにおけるAI技術とデータベース技術に関する事業展開を加速

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Fintechの先端企業であるAlpacaDB, Inc.(所在地:米カリフォルニア州サンマテオ、CEO:横川 毅)は、トレーディングにおけるAI技術とデータベース技術の更なる研究開発と事業展開、ならびに「アルパカアルゴ」と「アルパカスキャン」の開発を目的として、イノベーティブ・ベンチャー投資事業有限責任組合(共同無限責任組合員はNECキャピタルソリューション株式会社とSMBCベンチャーキャピタル株式会社)、D4V(Genuine StartupsとIDEOの合弁ベンチャーキャピタル)、三菱UFJキャピタル、マネックスベンチャーズ、シリコンバレーの著名Fintech投資家であるEric Di Benedetto氏、その他複数の個人投資家から、総額175万米ドルの資金調達を実施したと発表した。

日本国内における金融機関と事業会社との事業提携を加速

アルパカアルゴでは既に数万個の投資アルゴリズムがディープラーニングを用いて作成されるなど、Alpacaは個人向けサービスの提供を通じて多くの知見を得てきている。
また昨年にCBInsights社の“41 Startups Bringing AI To Fintech”の一社として選出されるなど、Alpacaの取組とノウハウがグローバルで認知され始めている中で、他社が持ち得ないこれらのノウハウを、トレーディングのプロフェッショナルの手元に届け、一緒に世界最先端のトレーディングを創造していく事となる。

昨年末バークレイズ証券株式会社でマネージング・ディレクターとして投資銀行部門 債券資本市場部長兼ストラクチャード・プロダクト部長を務めた四元盛文氏を日本代表兼CFOとして招聘しており、この動きにあわせ、複数の金融機関や事業会社との事業提携・実証実験がすすんでおり、Alpacaはエンタープライズ分野にも積極的にAI技術を展開してく方針となる。

為替取引自動化のアルパカアルゴでの実取引額が開始2ヶ月間で1億ドルを突破

為替取引の自動化をディープラーニングを用いて行うアルパカアルゴでは、昨年の11月から限定された証券口座での自動取引のサポートを開始している。
サポート開始から2ヶ月間で実取引総額が1億ドルを超え、プラットフォーム上で自動化された投資アルゴリズムの数も25,000個を超えている。