ジェトロ(日本貿易振興機構)は、3月20日から24日までの5日間、ドイツ・ハノーバーで開催される、IoT、ビッグデータ、AI、ロボット等先端技術を活用したB to Bソリューションの世界最大級の展示会である国際情報通信技術見本市「CeBIT 2017」に、「ジャパン・パビリオン」を出展する事を発表した。CeBITに日本がパートナーカントリーとして参加するのは今回が初めてで、ジャパン・パビリオンには118社・団体が出展する事が決定している。ジャパン・パビリオンは「Create a New World with Japan -Society5.0, Another Perspective-」というコンセプトのもと、3つのゾーンで構成されていて、ハノーバーメッセ会場のホール4(Digital Business Solutions)とホール12(Datacenter Infrastructure、IoT、Communication & Networks)に、合計7,200平米となる大規模出展で、この規模のパートナーカントリーとしての参加はCeBIT史上最大となる。「CeBIT 2017」の焦点は、仮想現実(バーチャルリアリティ)、AI(人工知能)、サイバーセキュリティ、自律システム、ヒューマノイドロボットといった、デジタル最新技術で、ジャパン・パビリオンでは、センシング技術、生体認証技術、ウェアラブル機器、コミュニケーションロボット、アシストスーツ、パーソナルモビリティー、ドローン、自動運転システムなど、次世代の情報通信分野を担う日本の革新的な技術や製品、サービスを幅広くCeBITの舞台で世界に向けて発信をする。また、118社・団体のうち50社が中小企業による出展で、その中には今回の出展を通じて、初めて輸出に取り組む企業、地方から世界に挑む企業が含まれる。