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VOYAGEGROUPとSVFRONTIER、FinTechスタートアップ向けの「SV-FINTECHFund」を組成

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株式会社VOYAGE GROUP(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長兼CEO:宇佐美 進典)と、シリコンバレーを中心にベンチャー投資とビジネス開発を行うSV FRONTIER(カリフォルニア州サンフランシスコ CEO:鈴木 陽三)は、2017年1月、主に日米のFinTechスタートアップ企業を対象とした投資ファンド「SV-FINTECH1号投資事業有限責任組合」(通称「SV-FINTECH Fund」)を立ち上げたと発表した。

「SV-FINTECH Fund」の運営は、両社が合弁で新設したSV-FINTECH1号有限責任事業組合がジェネラル・パートナー(GP)として行う事となっている。

「SV-FINTECH Fund」には、リミテッド・パートナー(LP)としてすでに株式会社QUICK(東京都中央区 代表取締役社長:吉岡 昇)および横河レンタ・リース株式会社(東京都武蔵野市、代表取締役社長:金川 裕一)の参加が決定しているが、今後追加で5社から10社の出資者を募り20億円規模のファンドを組成する予定となっている。

また「SV-FINTECH Fund」ではFinTech分野における国内外のスタートアップ企業への投資実行だけではなくLPのFinTech分野への取り組みを積極的にサポートしLPの事業開発支援も行っていく方針となっている。

VOYAGE GROUPはこれまでインキュベーション事業としてFinTech領域に取り組みポイント交換やBitCoin交換などの自社サービスの運営やFintech関連企業にも積極的に投資してきており2016年1月には、FinTechに関する研究開発組織「FinTech Lab」を立ち上げ、FinTech領域におけるノウハウの蓄積やネットワーキングに取り組んできた。

一方、シリコンバレーを中心にベンチャー投資とビジネス開発を行うSV FRONTIERのCEO鈴木氏は、3年間で約6社の米国IT企業の日本進出を支援しており近年、日本の金融関連企業からシリコンバレーの最新FinTech事情に関する相談が増えている為今回インターネット領域における事業開発実績のあるVOYAGE GROUPと、米国FinTech事情に精通し、投資と事業開発の実績を持つSV FRONTIERが共同で「SV-FINTECH Fund」を立ち上げた。

なお米国サンフランシスコにおけるアドバイザーとして、FinTech専門の現役弁護士であり個人投資家やカリフォルニア大学バークレー校の非常勤講師としても活躍しているトム・ブラウン氏の参画も決定している。

同氏がこれまでに投資してきたFinTechベンチャーは以下の通り。
※オルタナティブ・レンディング(Fundbox, Fundera, Upstart, Mines.io, ZestFinance)、ペイメントやウォレット(Abra, Digit, LevelMoney, Sipree, Zooz)、自動預金(Chime, Longgame)、ギフトカード(LoopCommerce)