1. TOP>
  2. ベンチャーニュース
  3. メディアドゥ、子会社がエンタテイメント事業譲受 業界全体のコンテンツ流通の拡大推進

メディアドゥ、子会社がエンタテイメント事業譲受業界全体のコンテンツ流通の拡大推進

  • feedy

デジタルコンテンツの配信等を手掛けるメディアドゥ【3678】は、新設子会社のアルトラエンタテインメント(以下「新アルトラ社」)が、アルトラエンタテインメント(以下「旧アルトラ社」)から、同社が展開するコミックを主に展開するエンタテイメント事業を譲り受けると発表した。

デジタルコンテンツの配信等を手掛けるメディアドゥ【3678】は、新設子会社のアルトラエンタテインメント(以下「新アルトラ社」)が、アルトラエンタテインメント(以下「旧アルトラ社」)から、同社が展開するコミックを主に展開するエンタテイメント事業を譲り受けると発表した。

メディアドゥは、「著作物のデジタル流通」を事業コンセプトとして、「ひとつでも多くのコンテンツをひと りでも多くの人に届ける」ことで著作物の健全な創㐀サイクルを実現することを目指している。電子書籍の領域においては、数多くの出版社から預かった電子書籍コンテンツを電子書店に提供、配信しており、急成長している国内電子書籍市場の一翼を担うとともに、海外に向けて日本の優れたコンテンツを配信するべく事業展開を推進している。

国内電子書籍市場は2015年度には約1,826億円(含む電子雑誌)となり、2020年度においては3,480億円に拡大するものと予測されるとともに、今後、国内電子書籍市場の約80%を占める「マンガ」の海外進出による、海外コミック市場の確立が期待されている。

アルトラ社の漫画のカラーリングや作画事業は、漫画の創作活動やプロモーション支援、およびカラー化による漫画の付加価値向上の支援業務として行なっており、そのクオリティは作家や出版社に高く評価されている。カラーリングにおいては、「ドラゴンボール」「ワンピース」等、数多くの超人気作品のカラーリングを手がけ、また、作画業務では「インベスターZ」等の作画とカラーリングを支援し、作家がより創作活動に専念できる環境を整える業務を担っている。

海外における「MANGA」の主流はカラーであり、日本の漫画がその競争環境で流通量を増加させるためには、カラー化が重要な要素の一つとなってくるとしている。

メディアドゥは、高品質なカラーリング事業によって、漫画の国内流通を加速させるだけでなく、海外展開に向けた支援体制を強化するとともに、作画支援事業では、新たなコンテンツを生み出すサポートを行い、コンテンツの創作〜流通〜販売〜読書といったプロセスを一貫してフォローしていくことで、業界全体のコンテンツ流通の拡大を推進していく考え。

以上M&Aタイムスより