靴小売専門店「ABCマート」を全国展開する㈱エービーシー・マート(東証1部 本社:東京都渋谷区 代表取締役社長 野口 実)は、7月2日、平成 26 年 4 月から 5 月にかけて、2 店舗において、労働基準法の定める上限を超える長時間残業の事実があったとして、法人及び人事担当役員 1 名及び従業員 2 名が東京労働局から、東京地方検察庁に書類送検されたと発表した。ABCマートは、平成 26 年 8 月に上記被疑事実について東京労働局から指導を受けた直後から、外部専門家である弁護士の協力も得て、上記原因の調査を行い、早急に残業時間の削減及び抜本的対策の構築 に取り組んだ結果、既に労使協定の上限を超える長時間残業を解消させ、また、再発防止のための労務管理システム 構築を含めた万全の措置を講じており、全店舗でこのような問題が生じない体制を確立しているとしている。一部報道において、現状も改善されていないとも受け止められかねない表現があるが、東京労働局のご指導の下、万全の措置を講じてきており、平成 26 年 8 月以降は、長時間残業の問題は解消さ れている。 ただ、今回の事態を重く受け止め、顧客や株主をはじめとする関係者の信頼期待に 沿うよう、今後ともコンプライアンス遵守について万全を期すべく全力で取り組んで参るとともに、より一層 業務に邁進していく所存であるとしている。