コインテレグラフによると富士通は、業界の製造環境とサプライチェーンの監査証跡に、「不変のデータ保存媒介」としてIOTAのプロトコルを利用する。透明性や、データの真正性、データセキュリティを向上させるのが狙い。独ミュンヘンにあるインダストリー4.0競争センターの富士通プログラムマネジャーであるレオポルド・スターンバーグ氏は、富士通は製造業とICTの両領域の専門家であり、IOTAを新たなプロトコル標準として展開するのに役立つだろうと述べた。共同プロジェクトは、データ集約型のインダストリー4.0における製造とサプライチェーンの課題を解決しようとするものだ。効率的にプロセスの信用構築を行い、プロダクトの質や整合性を向上させる。