1. TOP>
  2. ベンチャーニュース
  3. 静岡大発ベンチャーで超高解像X線イメージセンサ開発のANSeeN、約3億円の資金調達を実施

静岡大発ベンチャーで超高解像X線イメージセンサ開発のANSeeN、約3億円の資金調達を実施

  • feedy

静岡大学発のベンチャーで超高解像X線イメージセンサ開発を行っている株式会社ANSeeN(本社:静岡県浜松市、代表取締役:小池 昭史)は、リアルテックファンド、静岡キャピタル、はましんリース・信金キャピタルへの第三者割当増資及び助成金により、シリーズAラウンドにて約3億円の資金調達を行ったことを発表した。

ANSeeNは「目に見えないものの可視化」をビジョンに掲げる静岡大学発のベンチャー企業である。

1895年にレントゲンにより発見された物体を透過する未知の光は、未知を意味する「X線」と呼ばれている。

現在では、物体を破壊せずに内部を知ることができる特徴から、特に医療用途、胸部X線撮影などで身近な存在となっているが、X線の特性は未だ十分に発揮されていない。

ANSeeNは、そのX線の特性を存分に引き出し、「目に見えないものを可視化することで人々の不安を解消する」ことに挑戦し、X線の最小単位であるフォトン(光子)1つを捉える究極のイメージング(フォトンカウンティング)を可能とする、大画面X線FPDの量産化を目指す。