量産設備はSpiberとして初の海外拠点となり、本社を置く⼭形県鶴岡市で既に稼働している発酵パイロットプラントの約100倍の規模となる。年間数百トン規模の⽣産を計画している量産設備は、発酵・精製プロセスに関わる⽣産技術開発の拠点、グローバルな⽣産拠点整備の際のモデルとしての役割も果たし、今後、2019 年半ばまでに着⼯し、2021 年からの商業⽣産開始を⽬指し、出荷されたタンパク質は鶴岡市の本社内紡⽷設備にて繊維に加⼯するため、当該紡⽷設備の拡張・増設についても順次進める予定である。Spiberは、持続可能な開発⽬標の早期実現に政府として積極的に取り組むタイ国を新たな起点とし、持続可能な社会の実現、地球規模の課題解決に向けて⼀層尽⼒していくと発表した。