PDエアロスペースは、大気中の空気を使ったジェットエンジンと空気が薄くても燃焼可能なロケットエンジンを一体化した次世代エンジン技術の特許を持ち、2019年に「無人宇宙飛行実験機による宇宙空間(高度100km)への到達および帰還」を目指している。PDエアロスペースは、今回調達した資金をもとに、同実験機に搭載する新型エンジンおよび機体の開発を更に進めていく。中部日本放送は、今後グループが保有する、放送や映像制作にかかわる技術、リソースを通してPDエアロスペースの事業成長および地元発の壮大な宇宙プロジェクトの実現を支援し、地域の活性化に貢献するとともに、PDエアロスペースとのコラボレーションにより、宇宙映像等の新たなコンテンツ開発や宇宙関連事業などの構築を図り、グループの事業領域の拡大、企業価値のさらなる向上を目指していく。