クリュート社は、株式会社東京大学エッジキャピタル、大和企業投資株式会社などの支援を受けて2013年に設立したベンチャー企業で、緑内障の検査に不可欠な視野計をヘッドマウント型にした医療機器「アイモ」を最初の製品として製造・販売している。IPC1号ファンドは、東京大学関連ベンチャーの育成促進と、東京大学を取り巻くベンチャーキャピタルの質・量の充実、を中心に据えて運用を行うことで、東京大学の周辺に持続可能なイノベーション・エコシステムを構築し、世界のベンチャー創出拠点の一つとなることに寄与することを目的としている。クリュート社は今回の調達により、世界の地域や国により異なる医療機器の市場ニーズや薬事制度に対応しながらアイモの海外展開準備を進めていく。