資金調達総額は、過去最大額である約5億円である。
今回の資金調達により、現在、沖縄県石垣島で実証実験中である定格出力10kW機の改良、2019年中にフィリピンで予定されている量産機の建設、2020年の量産販売開始に向けたサプライチェーンの構築等に充てる。
また、今回の出資は事業連携の強化も目的としており、THK株式会社とは風車の中心部を担う軸受の製造に加え、量産体制の構築に向けた製造方法やコストダウンの検討を更に加速させる。
スカパーJSAT株式会社とは、衛星通信との組み合わせにより災害時でも電力と通信を継続使用できる防災システムとして国内外で共同での販路拡大を目指す。
第一生命保険株式会社においては、今回の投資はESG投資の中でも社会的課題を解決すると同時に金銭的リターンを目指すインパクト投資だけでなく、同社物件への量産機の導入も共同で検討していく