【特許取得】得喪が発生しない可能性のあるランダム性を用いた財物の販売スキーム

ブロックチェーンゲームの開発を行う、クリプトゲームス株式会社(会社:東京都渋谷区 代表取締役:小澤 孝太)は、「ブロックチェーンを用いた、得喪が発生しない可能性のあるランダム性を用いた財物の販売スキーム」が発明として認められ、ビジネスモデル特許を取得した。
■課題背景
ブロックチェーンゲームにおけるNFT(NonFungibleToken)等、財物及び、経済上の利益があるデジタルデータの販売において、ランダム性を用いた販売を行った場合、ユーザーに得喪が生じる可能性があるため、刑法賭博罪(偶然の勝負に関し,博戯または賭け事によって財物の得喪を決める行為をする罪 <刑法 185>)への該当可能性が高いという問題があった。
本特許では、ブロックチェーン技術等を用い、「ユーザーに得喪のうち”喪”が生じないランダム性を用いた販売方法」を実現することで、様々な分野における新しいビジネスモデル構築の可能性があると考えている。なお本特許は「得喪が発生しない”可能性のある”」スキームであり、実用化においては、今後様々な専門家との議論が必要と考えている。
■特許の概要
・特許番号 :特許6572493
・発明の名称 :情報取引プログラム及び情報処理装置
主に下記の2点により、「ユーザーに得喪のうち”喪”が生じないランダム性を用いた販売方法」を実現すると言う。
①一次流通において販売されている価格を元に、必ずユーザーが投入した金額以上の財物が排出されることを保証
②ブロックチェーンのロックタイム機能や、サーバーでのトークンの転送制限を用いることで、一次流通が行われている期間に2次流通市場が形成されることを制御
