自然電力とHalcomVietnamが再生可能エネルギープラント開発でパートナーシップを開始

自然電力株式会社(本社:福岡県福岡市/代表取締役:磯野謙、川戸健司、長谷川雅也、以下 「自然電力」)は、ベトナムにおける複数の再生可能エネルギープロジェクト開発において、Halcom Vietnam JSC(本部:ハノイ/社長:グエン・クアン・ファン、以下「Halcom」)と新たな国際的パートナーシップを形成するため、株主および技術パートナーとなる株式購入契約(SPA)を10月17日に締結した。
同パートナーシップにおけるプロジェクトとして、Central Wind Power JSC(以下、「CWP」)がベトナム・ビンディン省のニョンホイ経済区で開発を進める再生可能エネルギープロジェクト「Phuong Mai 3 Wind Farm(フォンマイ3ウィンドファーム、以下「同プロジェクト」)」がある。同プロジェクトは6基のシーメンスガメサ製のタービンで設計されており、それぞれの出力は約3.5 MWで、合計出力は約21MW、発電容量は約78百万kWh/年である。
自然電力は、現在開発中の同プロジェクトにおいて、株主としての立場に加え、再生可能エネルギー発電所に関するテクニカルアセットマネジメントのサービスと業界のノウハウを提供。Halcomのベトナム国内での幅広いネットワークと、自然電力の日本国内での太陽光・風力発電に関する豊富な技術的ノウハウとの相乗効果の発揮を目指す。
同プロジェクトは、国際的な成長を目指す自然電力にとって意義のあるベトナムでの初のプロジェクトであり、また日本国外での初の建設フェーズにある風力プロジェクトである。約21MWの出力を有する同プロジェクトは、自然電力が所有する風力発電プロジェクトとしても最大のもの。同プロジェクトは2019年4月に着工を開始し、2019年12月末までの操業開始を予定している。
自然電力は再生可能エネルギー100%の世界を世界中のパートナーと共に目指すことを目標に掲げている。ASEAN地域およびベトナムの再生可能エネルギー市場は大きな可能性を秘めており、自然電力の目標達成のためにも非常に重要な市場となるとされる。このパートナーシップを通じて、自然電力はHalcomとの関係を拡大し、ベトナムの再生可能エネルギー市場に重要な影響を与えることを目指すと言う。
