規模は総額92億8,000万円で、東北のベンチャーファンドとしては最大級。出資者は計9者で東北大が770億円、七十七銀は7億円、東邦銀は2億円、VPは8,000万円を出資する。他の出資5者は非公表。
ファンド存続期間は10年で、最長5年間延長できる。1件当たりの出資額は平均5億円を見込み、15~20件を支援するとしており、東北大が強みを持つ材料工学や電子・デバイス、医工学、バイオへの出資を想定する。
大学の研究成果を経済成長に結び付けるため、政府は2012年度補正予算で東大、京大、大阪大、東北大の4国立大に計1,000億円を出資。東北大には12億円が配分されており、ファンドはこの資金を活用した