独立系ベンチャーキャピタルのDANベンチャーキャピタルは、CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)をアウトソーシングするファンドの需要増加に対応するために、ベンチャーキャピタリストのパートナー組織を発足すると発表した。10月より本格的にキャピタリストパートナーの募集し、ファンド管理報酬及び成功報酬を分配し、ベンチャー投資の専門業務を委託する。キャピタリストパートナーの資格要件は、DANベンチャーキャピタルのキャピタリスト認定試験に合格するか、DANベンチャーキャピタルが用意する「ベンチャーキャピタリスト養成講座」を受講して、同講座を修了すること。ベンチャーキャピタリスト養成講座は3ヶ月間のコースで受講料は50万円。修了後FCとして加盟した場合は、パートナー登録料100万円の一部として充当する。なおDANベンチャーキャピタルでは現在、一定のスキルと経験により認定された登録ベンチャーキャピタリスト25名が活動を開始しており、これらのキャピタリストはパートナー組織発足に伴い、そのまま新制度に移行するという。