ジーニーは、媒体社が保有する付加価値の高い限定されたプレミアム広告枠の売買が可能なプライベート・マーケットプレイス(以下「PMP」)を10月15日(木)より提供開始すると発表した。インターネット広告市場において、現在はRTB(Real Time Bidding)を利用した広告運用が中心となっているが、RTBは特定のターゲティング条件に合致するユーザーをリアルタイムに買い付けられる一方で、媒体社は「自社媒体に掲載された広告情報が把握できない」、広告主は「広告が掲載されたサイトが把握できない」といった課題がある。そこで、事前に広告出稿枠や価格について指定を行うため配信の透明性が高く、在庫予約保証型取引や優先配信取引など多様な取引が可能なPMPが現在注目されている。このような中、「Geniee PMP」のリリースにより、ジーニーは媒体社へは高単価な販売機会を、広告主へはプレミアムで透明性の高い広告在庫購入機会の提供を行う。これにより媒体社は「Geniee DMP」と一緒に使用することで、1st Partyデータを用いた独自性の高い自社商品を「Geniee PMP」内で販売することが可能になり、更なる収益の向上が見込める。広告主・代理店は、「Geniee PMP」を買い付けることができる専用コンソールを用いることで、「Geniee SSP」を使用する約3000の媒体社によるプレミアムな広告商品を購入可能にした。