金属リサイクル業のスズトクホールディングス(以下「スズトクHD」)と廃棄物処理業の大栄環境ホールディングス(以下「大栄環境HD」)は、業態の垣根を越えた包括業務提携により、ゼネコン、メーカー、自治体等全ての排出事業者を対象とした廃棄物処理・リサイクルビジネスの全国展開を目指すと発表した。いずれもグループとしては業界最大手であり、スズトクは関東圏、大栄環境は関西・中部圏を中心に事業展開を進める方針。今回の提携を通じて、「社会インフラ」としてのリサイクルビジネス振興、「小型家電リサイクル」分野における処理手法・情報管理の標準化、トータルソリューションを提供する「合弁会社」の設立、両社の強みを活かした「海外展開」の実現、⑤廃棄物処理・リサイクル分野での「技術開発促進」を行う。