楽天【4755】は、新たに1億米ドルの「Rakuten FinTech Fund(ラクテン フィンテック ファンド)」の運用を開始したと発表した。「Rakuten FinTech Fund」は、適切な戦略を立て魅力的な投資対効果でビジネスを展開する可能性がある初期段階から中期段階のFinTechのスタートアップ企業に対して、世界規模で投資を行う。また「Rakuten FinTech Fund」は、楽天がこれまで実施してきたFinTechへの投資の成功事例(Currency Cloud、WePay、およびBitnetなど)に基づきさらに発展させたもので、主には北米と欧州を中心とするスタートアップ企業や成長著しい企業に投資を行う。「Rakuten FinTech Fund」は、楽天経済圏の中で著しく成長を続ける楽天グループのFinTech事業(楽天カード、楽天証券、楽天銀行、楽天生命など)から組成しており、楽天は、FinTechのスタートアップ企業に投資することによって、世界のイノベーションを先取りし、FinTech企業を支援して世界規模でインターネット上の金融サービスに強い影響を与える。また、日本および海外で迅速に成長する楽天のFinTech事業と起業家の橋渡しをする役割も担う。