クロス・マーケティンググループは、アメリカにおいて新会社「クロス・マーケティングUS」を12月に設立予定しており、アメリカロサンゼルスを中心にマーケティング事業を行うJapan Publicity Inc.(以下「JP社」)からマーケティング事業における事業譲渡に係る基本合意契約を締結したと発表した。クロス・マーケティンググループは、日系企業に広がるグローバルでの市場環境の把握ニーズおよび日本国外の企業のニーズに応えるべく、グローバルネットワークの拡充を進めており、中国(上海)・シンガポールでの子会社設立、インドやUKに本社を置く会社の株式取得により、英国(ロンドン)、米国(ボストン)、インド、インドネシア、シンガポール、ベトナム、中国(香港)、UAE(ドバイ)の8カ国の事業基盤を獲得するなどグローバル基盤を拡大している。また、JP社は35年にわたり、アメリカで事業を展開する日系企業を中心に、マーケティングリサーチのみならず、プロモーション等、総合的なマーケティングサービスを提供しており、JP社からマーケティング事業を譲り受けることで、マーケティングリサーチを中心に、総合的なマーケティングサービスを米国で提供できる体制を構築する。クロス・マーケティンググループは、今後も、グローバルで顧客のニーズに応え、トータルマーケティングソリューションの提供ができる体制を整えるべく、新たな事業基盤の獲得及び拡大に努める方針。