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Sun*、農林中央金庫から約10億円の資金調達を実施

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株式会社Sun Asterisk(本社:東京都千代田区、代表取締役:小林 泰平、以下Sun*)は、国内最大規模の機関投資家である農林中央金庫(本社:東京都千代田区、代表理事理事長:奥 和登、以下農林中金)を引受先とする第三者割当増資を行い、約10億円の資金調達を実施した。本ラウンドは同社にとって初の外部資金調達となり、2020年年初をラウンドクローズとし金融機関および事業会社などより最終調達金額は20億円を予定。また本増資に併せて各引受先企業との業務提携を進めていくと言う。

Sun*は、ソフトウェア・アプリ開発事業を主軸に2012年に創業し、これまで300以上のサービス、プロダクト支援をしてきた。世界中で1,000名以上のIT人材を抱え、ビジネスにテクノロジーを実装することを強みとしたデジタル・クリエイティブスタジオとして事業を拡大し、現在では、スタートアップスタジオ事業やアクセラレート事業によるスタートアップ支援のみならず、エンタープライズ企業のDXやR&Dなど、支援の形を広げている。

DXの推進が全産業で急がれる中、経産業省のまとめたIT人材需給に関する調査報告書*によると今まで以上に国内のIT人材が恒常的な不足に陥る試算となっている。

そして、社会のデジタルシフトを推進できるテクノロジー人材は世界的にも枯渇しており、Sun*では2013年頃から産学連携における教育事業を通してテクノロジー人材を育成する事に取り組んできた。

今回の調達資金は、クリエイティブスタジオの中長期的な成長基盤の強化と、現在ベトナム国内で3大学約1,500名に提供しているテクノロジー人材育成プログラムを多国展開含めた本事業の拡大、さらに各国のスタートアップの創出(スタートアップスタジオ事業)と投資を含めたアクセラレート事業に投資することで、DXソリューションの継続的かつ拡大的な提供を目指すと言う。

*IT人材需給に関する調査参照: https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/houkokusyo.pdf