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FinTech

フィフスウォール、5億300万ドルの新規ファンドの募集をクローズ 不動産ベンチャーキャピタルでは最大の資金調達額

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【2019年7月18日:ロサンジェルス、東京】世界の不動産業界における先端テクノロジー(不動産テック)に注力する最大規模のベンチャーキャピタルであるフィフスウォールは本日、第2号となる不動産テクノロジーファンドの募集を完了したことを発表した。目標額を上回る5億300万ドルを集めた2号ファンドは、2017年5月に完了した同社の初号ファンドに寄せられた投資金額2億1,200万ドルの2倍以上の規模となった。

フィフスウォールは世界最大規模、且つ最も影響力のある不動産オーナーやオペレーター、デベロッパーから5億300万ドルを調達したが、これらの投資家はフィフスウォールが出資する起業家やスタートアップ企業が高く注目する顧客やパートナーでもある。膨大な数の不動産オーナーを1つのファンドにまとめることで、フィフスウォールの独自の投資モデルは、大手不動産企業が自身のビジネスモデルを進化させることができる革新的で新しい技術にアクセスすることをサポートする。

フィフスウォールが立ち上げた初号ファンドには米国内の9社の戦略的な不動産投資家が参加したが、今回の2号ファンドには11カ国から50を超える世界的な大手投資家が参加し、フィフスウォールの総運用資産額は10億ドルを超える結果となった。2号ファンドの投資家には日本のケネディクスや三菱地所のほか、シンガポールのケッペル・コーポレーション、米国のCBRE、Cushman & Wakefield、マセリッチ、マリオット・インターナショナル、メットライフ・インベストメント・マネジメントなどが名を連ねている。

フィフスウォールの共同設立者兼マネージング・パートナーのブレンダン・ウォレスは次のように述べている。
「不動産産業とテクノロジー産業が徐々に融合しつつある中、フィフスウォールは不動産産業においてかつて見られたことのないようなレベルでの戦略的な協業を促進し、業界変革における中核的な存在となりました。フィフスウォール独自のファンド・モデルは、世界有数の不動産会社において、事業を強化するための見識の共有や新技術のアクセスを提供する中核的なプラットフォームとして採用されるなど、絶大なネットワーク効果が期待されています。フィフスウォールは、出資先の起業家に対しては、世界中の50を上回る戦略的な投資家への商品の流通チャネルを提供している他、これらの協業や事業統合を円滑に促進させるための担当のチームも配置しています。」

フィフスウォールの2号ファンドは、ロサンジェルス地域における最大のアクティブなベンチャーキャピタル・ファンドであり、フィフスウォールの従業員数も、同社の初号ファンドの募集が完了した2017年5月の8人から現在では30人を超える規模にまで増加している。

フィフスウォールは、不動産投資家が直面する、新技術の採用における戦略上および経営上の課題に対応すると共に、事業提携や統合、契約、販売案件などの支援を行う、9人の戦略的コンサルタントから成るコンサルティング・チームを構築している。このチームは戦略的な企業投資家と密接に協力し、フィフスウォールによるオープンドア、ライム、ヒッポ、VTS、インダストリオウス等の企業への投資を支えている。