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“テクノロジーで『紙』の新たな価値を創造する”をミッションに、コネクテッドプリンティングサービスを展開するグーフは六千万円の資金調達を実施

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マーケティングオートメーション(以下MA) や EC、顧客データベース 等の様々なデジタルリソースとデータ連携し、最短 24 時間での印刷・発送を実現するAPIプリントプラットフォーム-Print of Things®- を展開する株式会社グーフ(東京都品川区、代表取締役:岡本 幸憲)は、プレシリーズ A (1stラウンド)として株式会社ディノス・セシール(東京都中野区、代表取締役社⻑:⽯川 順⼀)、株式会社アスコン (広島県福山市、代表取締役社長:中原 貴裕)、を引受先とする第三者割当増資による六千万円の資金調達を完了した。 今後株式会社ディノス・セシール社とは印刷メディアの最適化を⽬標に共同プロジェクトを立ち上げ、DM のみならずカタログや同梱広告などのパーソナライズ、適地⽣産モデルでの効果検証を加速させていく。

■印刷メディアをオープンに、⾃由⾃在に

今日市場で急激に進むデジタル化に対して、印刷メディアは未だ活字が主要なコミュニケーションの手段であった時代の⼤量⽣産・⼤量配布型ビジネスモデルを抜け出せずにいる。一方で、デジタルマーケティングやインターネット広告などの領域においてもビューアビリティ、アドフラウド(広告不正)、ブランドセーフティなど様々な問題が浮上しており、デジタル依存のコミュニケーションにも限界が露呈しつつある。
また、販売プロモーションの領域では、流通・小売りを中心にリアルとオンラインにまたがるオムニチャネル化が加速しており、デジタルテクノロジーとアナログメディアのメディアミックス施策による統合された顧客体験への期待が高まっている。

Print of Things®は、クラウド上で印刷版⽣成に必要な全ての機能を搭載しており、ビジネスの目的に応じて、「いつ」「何処で」「どれだけ」など、簡単な指示データを複数拠点のデジタル印刷機器へ送信することで常に安定した品質と納期で自動製造を可能にするサービスプラットフォームである。
事業会社のマーケティング・販売促進担当者は、このサービスを利用することで、印刷に関する専門的な知識を必要とすることなく、必要なルールを設定するだけでパーソナライズ化されたDM やカタログなど、高度な印刷メディアを⾃由⾃在に利活⽤ができるようになる。これにより、印刷メディアが本来持つ情報伝達能⼒をフルに活かした強力なコンテクストマーケティングの実現が可能になる。

■資⾦調達の⽬的

この資⾦調達によりPrint of Things®の更なる操作性向上、API の開発、カスタマーサポート体制の強化を実施すると同時に、MAツール提供会社との提携を拡⼤・加速。サービス利⽤者が容易にルール設定やテンプレートを利用できるようセルフサービス機能の充実を図るとともに、カスタマーサポートの能⼒を⾼めることで導⼊のハードルを下げ、利⽤頻度の向上を実現する。
また、印刷機器と連携するモジュールも強化。各印刷機器(⼯場)との⾃動連携とグリッドライン化を加速させ、よりリーズナブルな価格とエリアカバレッジで印刷メディアの新たな価値創造を⽬指す。

■今後について

2020年4月末にプレシリーズA・2ndラウンドを実施する予定だと言う。