スタジアム内を取り囲むように設置した複数の高解像度カメラをネットワークでつなぎ、ソフトウエアでコントロールしながら、同じタイミングで多方向から撮影する。撮影後、画像処理技術を用いて、撮影映像から高精細な3D空間データを構築する。その3D空間で仮想カメラを自由に動かし、さまざまな視点から好みの角度で映像を見られる自由視点映像を生成する。
■ フィールドに入り込んだような新たな映像体験
自由視点映像は、3D空間で仮想カメラを動かし、スタジアム内を自由に飛び回ることや、試合中のフィールドに入り込み、選手と同じ場所を疑似体感できるといった、これまでにない映像体験を実現する。競技観戦の新しい楽しみ方を広げることに加えて、チームや選手の強化などへ活用する可能性の拡大を目指していく。