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触覚ウェアラブルデバイスを開発するexiiiが総額約8000万円の資金調達

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exiii株式会社(所在地:東京都:中央区、代表取締役社長: 山浦博志)は、グローバル・ブレイン株式会社(代表取締役社長: 百合本安彦/以下「GB」)が運営するグローバル・ブレイン6号投資事業有限責任組合を引受先とした約8000万円の第三者割当増資を実施した事を発表した。

exiiiは、VR/AR内でバーチャルオブジェクトに触れることを可能とする、触覚ウェアラブルデバイス「EXOS」を開発している。
今回の増資を元に、先日発表したビジネス向け開発者キット「EXOS DK1」の販路拡大、中長期的な触覚再現R&Dの体制強化、次世代デバイスの開発を視野にGBと協力体制を強めていく事となる。

GBは国内スタートアップの海外進出支援、スタートアップと大企業のオープンイノベーションを強みとしたベンチャーキャピタル。VR/ARというグローバルマーケットを前提としたプロダクトの世界展開と、触覚デバイスをベースとした着実なBtoB事業の成長に向けて、exiiiの強力なパートナーになることを期待している。

GBの代表取締役である百合本安彦氏は、「現状のVR/ARの世界は視聴覚だけを使った表現方法が主流となっており、本来VR/ARに期待されている臨場感や没入感は実現されていないと考えております。exiiiは高度な触覚再現技術および迅速なデバイス開発力を武器に触覚技術を様々な用途へ展開することを狙っており、今後の事業成長に大変期待しております。グローバル・ブレインとしては日本国内の成長支援に加え、グローバル展開においてもexiiiを支援して参ります」と述べている。

exiiiのCEOであり共同創業者である山浦博志氏は、「この度EXOS DK1のリリースと同時に、資金調達を経て更に事業を加速できることを嬉しく思います。今後ますます普及していくVR/ARにおいて、触覚提示は人間とコンピューティングをより直感的に繋ぐために不可欠な技術です。触覚デバイスを世界の当たり前にできるよう、チーム一同一層精進していきます」と述べている。