今回の機能拡張により、「NEUTRANS BIZ」は会議以外にも、現実では不可能な巨大建築物の実寸大でのデザインレビューや展示会といった用途にも活用できると言う。
今回の追加されたルームは「LargeField」「ExhibitionHall」「MeetingRoomSmall」の3つで、「LargeField」に関しては道路やトンネルなど土木構造物の設計業を営む大日コンサルタント株式会社にも導入されている。
3キロメートル×3キロメートルの広大な屋外空間。橋や建物などの巨大な建築物・構造物などを実寸大での確認が可能。
また、このルームには「飛行機能」も備わっており、目線の高さを自在に変更することで、通常では確認できない空中からの俯瞰や数キロメートルの高さにある特定の箇所を詳細に確認することが可能である。建設業、不動産業であれば建物や風景のモデルを、製造業であれば大型重機のモデルを実寸大で読み込んだデザインレビューをVR上で実施できる。
屋内の展示会ホールをイメージした空間。巨大なモデルを複数点展示することが可能。2階部分の廊下にも移動することができ、空間全体を一望することも可能である。展示会以外にも博物館、資料館としても活用できる。
Oculus Questなどのスタンドアローン型VRヘッドマウントディスプレイでのご利用に最適化された小さなミーティングルーム。4人程度の少人数の会議、1対1の面談や研修などでも利用可能。
Synamonは「XR技術が当たり前にある世界」を実現するため、VR・ARをはじめとるすXR技術を使ったサービス開発や研究開発を行うテックカンパニーである。BtoB向けのVRコラボレーションシステム「NEUTRANS BIZ」を自社開発している。
「NEUTRANS BIZ」は、複数人が同じVR空間に入ってリアルタイムでコミュニケーションをとることができ、オフライン会議やビデオ会議とも違った、新しい価値を提供。会議や研修、説明会など幅広いシーンで活用されている。
今後はARやMRにも対応したXRコラボレーションサービスへと進化させていく予定だと言う。