「中身の部分(VRコンテンツ)」と「外型の部分(VRゴーグル)」を皆さまのビジネスに合わせてご検討ください。
VR(バーチャルリアリティ)とは、日本語で言うと「仮想現実」と言われていますが、実物はそこにはないですが、まるでその場に行ったかのような体験を行うことができます。
「VRと言うとアニメやゲームをするためのものでしょ?」と思う方もいるかもしれませんが、行かなくても実物を見せるのはビジネスでの利用もかなり増えています。
VRをビジネスで利用している事例をいくつかご紹介します。
VRの活用について他にもご興味ある方はコチラもご覧ください。
VRでできること5選【エンタメからビジネスまで幅広く活用】
まずは何を視聴してもらうか?についてVRコンテンツの種類を紹介したいと思います。VRコンテンツの種類は大きくわけて2つあります。
VRがアニメ・ゲーム業界で利用されることが多い点からも、非現実の世界を再現するイメージが強いコンテンツです。
例えば、建設前のビルや住宅をCGで再現をして完成イメージを共有しながら進めていく場合に利用されています。
他にも医療現場だと手術前に手順を予習するなど、失敗してはいけないビジネスで利用されることが多いです。
ビジネスの利用で増えてきているのが、実写型のVRコンテンツです。
実写型はその名の通り、実物にあるものを撮影して、編集することで利用できるVRコンテンツです。
時間や費用の問題で参加することが難しい体験をその場にいかなくても体験することができるため、ビジネスのPRをしたい場合におすすめです。
例えば、採用活動であれば仕事のイメージを伝えることで、会社の考えを伝えることができます。また、大学のオープンキャンパスをVRで体験することで「実際に見に行ってみようかな」と集客ツールとしても活用できます。
次にVRゴーグルの種類についてもご紹介します。VRゴーグルも大きく2つの種類があり、皆さまのビジネスやお客様とのコミュニケーションの用途によって大きく変わるので是非、見比べてみてください。
まず、少人数に時間をかけて体験してほしい場合は、高品質なVRゴーグルがおすすめです。
装着には手間がかかりますが、じっくりと体験していただきたい場合には、VR酔いも少ないためおすすめです。
住宅などお客様に合わせたオーダーメイドで伝える場合、1件の商品が高額で丁寧にプレゼンしたい場合、より高品質なVR体験をしてもらいたい場合。
展示会で大人数の方にPRしたい場合には、スマートフォン用簡易VRゴーグルがおすすめです。
簡易VRゴーグルは、スマートフォンがあればすぐに体験することができるため、「何かVR体験を周りに見られて恥ずかしい」という人に対しても紹介ができますし、何よりオリジナルでプリントしたVRゴーグルをノベルティとして配布することで、自宅でも簡単にVR体験ができます。
ビジネスの認知度・ブランドイメージを上げたい場合、学生向けの採用イベント、音楽ライブのグッズなど。
スマートフォン型VRコンテンツの補足になりますが、こちらを活用いただく場合にはほとんどの場合、VRゴーグルがなくても360度コンテンツとして体験を楽しむことが可能です。
VR体験で一番利用されているのが「YouTube VR」で、スマートフォンにYouTubeのアプリが入っていれば、新しくアプリを入れる必要がなくVR体験をすることができます。
▼スマートフォン・タブレットで視聴の方は、YouTubeアプリからご覧ください▼
▼パソコンの方は再生ボタンからマウスで動かしてご覧ください▼
実際にYouTube VRを活用している企業の事例を知りたい方はコチラもご参考になると思います。
YouTube VRチャンネルを運営している企業事例10選【VRでリアルな疑似体験を提供】
360度コンテンツと通常の動画との最大の違いは『体験』です
通常の動画は、テレビCMをイメージしていただきたいのですが、あくまで企業や商品のPRを視聴者は受動的に見ることになります。
一方で、360度コンテンツはスマートフォンやパソコンの画面を動かしながら視聴するものなので、実際にその場に行ったかのようなリアルな体験を受け取ることが可能です。
お仕事1日体験や商品を使ってみた体験など、能動的なコンテンツが作れるのが魅力です。
展示会でVRの利用を検討するための紹介として、中身の部分(VRコンテンツ)と外型の部分(VRゴーグル)についてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。
VRと一言でまとめられることも多いですが、VRを利用するのはあくまで手段で皆さまのビジネスに合わせて、最適なものを選択することでより大きな効果を上げることができます。