同社は、金融市場に革命をもたらし、ウォールストリートの非効率性に真に対処し、財務プロセスと投資家が従来の市場構造に縛られなくすることを目指している。
同社のアプリはiPhoneのOSと、Androidの両方に対応しており、今夏の6月にローンチ予定だ。このアプリはBitsy社と呼ばれる仮想通貨関連スタートアップ企業によって開発された。tZEROのCEOであるSaum Noursalhei 氏はこのアプリの為にBitsy を獲得した主な理由の1つだ、と述べている。同アプリはモバイルアプリ市場を大きく発展することになるだろう。
このアプリは、ユーザーが第三者に依存せずに自分の保有する仮想通貨を管理することを可能にし、tZEROの提携機関である機関投資家向けプラットフォームSFoxを通じて取引所のネットワークにつながる。tZEROのアプリは、そのAPIを介してSFoxの取引所ネットワークに接続する。注目すべきは、このアプリでtZEROで取り扱われているセキュリティトークン、そして従来の株式までも取引可能な「オールインワン」アプリであるということだ。
tZEROは1月にATSがローンチしてから、プラットフォーム上でTZEROP トークンのみが利用可能だった。しかし、新たな発行体が参加予定であると同社は説明している。 CEO である Noursaleh 氏は同社が発行体に対して門戸を狭くしていたことを認めた上で、発行体が資金潤沢で、収益があり、今後3、4年に渡りトークンを発行する企業かどうかを精査する必要がある、と付け加えた。
2019年2月上旬に、tZEROはニューヨークに本拠を置く機関投資会社「Dinosaur」との提携を発表した。
また、tZEROはサードパーティのセキュリティトークンプラットフォーム(名前はまだ不明)を統合している最中であり、そこで発行されたトークンはtZEROにリストされる予定だ。
参照元:https://stoupdates.com/security-token-platform-tzero-aiming-to-launch-bitcoin-trading-app-in-june/
記事執筆
塚田愼一
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