仮想通貨取引所Geminiは世界有数の金融機関StateStreetとの提携を発表

ウィンクルボス兄弟の運営する仮想通貨取引所Geminiは老舗で世界有数の金融機関StateStreetとの提携を発表した。
ジェミニとステイトストリートが新たなレポートサービスを開始
今回の提携により、新たなレポートサービスを試験的に開始。
ジェミニカストディーに仮想通貨を保管し、ステイトストリートが、それらの資産の保有状況などのレポートを従来型の資産のリポートと一元管管理するものだと言う。
当面はBTCとETHの2つを取り扱うが、今後はセキュリティトークンなどの取り扱いも検討している。
セキュリティトークン分野でも注目の提携
ステイトストリート社はブロックチェーンに基づくインフラストラクチャを構築するのではなく、既存の証券や金融資産をトークン化したいと考えている。同社によれば、顧客の38%が2020年にデジタル資産への投資を増やしていくとされている。
両者の提携は今回が初めてではない。ジェミニ者が発行するUSDベースのステーブルコイン(GUSD)の裏付けとなる資産はステイトストリートが保管している。
また、セキュリティトークン関連でジェミニはHarbor社と提携しており、ステーブルコインであるGUSD)を利用してHarborプラットフォームでセキュリティトークンを購入することも可能になっている。
Geminiは今年はじめにFINRAにブローカーディーラーのライセンスを申請するとしている。このライセンスは証券の売買を可能にするものであり、同社が今後セキュリティトークンの取引を視野に入れていることを示唆している。
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