オランダの中央銀行は新たな仮想通貨の規制を発表-来年1月からは、企業はAML規制に準拠する必要

オランダの中央銀行は新たな仮想通貨の規制を発表した。今回の新規制により、オランダの仮想通貨関連企業は、来年の1月までに地方当局に登録しなければならない。De Nederlandsche Bank(DNB)は、新しい規則は、業界の問題であるアンチマネーロンダリングとテロリストの資金に関係していると述べている。国の中央銀行は、1月10日の時点で、デジタル資産を扱う企業の活動を規制すると述べていた。
既存のルール、新しいルール
実際、オランダの規制当局は、昨年導入されたEU全体の規制であるEU第5次マネーロンダリング指令を使用して、仮想通貨業界を規制する予定。DNBはプレスリリースで以下のように述べている。
「仮想通貨関連業者は、マネーロンダリングとテロ資金調達を防ぐためにプロセスが効果的に設計されていること、および取締役会メンバーや他の政策立案者がこれらのプロセスを適切に管理していることを実証する必要があります」
「会社が登録され、取締役会メンバーや他の政策立案者が評価されると、マネーロンダリングとテロ資金調達に関する規則に準拠しているかどうかを監視することになります。」
オランダのCrypto2Cashのアジア太平洋地域責任者であるSander Laugs氏は、Finance Magnatesに次のように語っている。
「創業以来、Crypto2Cashは、AML、KYC、およびKYTの観点から一貫して時代を先取りしようとしてきました。 私たちは新しい規制に準拠し、(今回の新規制が)仮想通貨業界において透明で規制された環境を作成するというオランダ中央銀行による素晴らしい動きであると信じています。」
参照元:
記事執筆・翻訳
塚田愼一
