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Bitbond社はKlickOwn社と提携:不動産の証券化へと事業を拡大

  • feedy

ステラブロックチェーン上で不動産に裏付けられた債権で資金調達を行うため、Bitbond社はKlickOwn社と提携したことを発表した。この調達は早ければ2020年1月に行われる。一般投資家向けで最低10ユーロから投資可能だと言う。

ベルリンに本拠を置くBitbond社は機関投資家と一般投資家の両方からローンを受ける小さなビジネスを手助けするオンラインレンディングプラットフォームである。

今年のはじめ、Bitbond社はドイツの金融規制当局であるBeFinからトークン化された債権を発行するための承認を得た。
同社はすでに独自のSTOを利用して220万ユーロの資金調達を行っている。

今回ビットボンド社は不動産投資プラットフォームであるKlickOwn社と提携を行った。提携の内容には不動産に基づいた債権を利用したSTO(セキュリティトークンオファリング)を含む。今回、資産はステラブロックチェーン上で発行され、2020年の前半、早ければ1月には調達が行われる見込みだ。

Bitbond社によれば全ての工程はBaFinの監視下にあり、全てのトークンは常に所有権とリンクされていると言う。この条件において、トークンは実際の土地と結びついた債権と一致することになる。

資金調達は一般投資家向けで、最小投資額は10ユーロから。現状、利子率は4−7%と期待されている。3−10年の期間が終了するとKlickOwn社は額面上の金額を返却する。

ドイツのハンブルグに拠点を置くKlickOwn社今後も不動産のトークン化を行う予定だと言う。

債権の発行をセキュリティトークンで行うメリット

セキュリティトークンで債権を発行するメリットについて、両者は以下のように言及した。

KlickOwn社CEO Wladimir Huber氏は透明性と柔軟性に依存したセキュリティトークンを活用するメリットによって、「私達は投資家により高いリターンをもたらすことができます。」と述べた。また、ビットボンド社創設者 Radoslav Albrech氏は「債券発行プロセスをデジタル化することに、金融サービスプロバイダーおよび発行者からの多大な需要があります。弊社のテクノロジーにより、必要な仲介業者の数を減らしながら、トークン化された所有権の証明を可能にします」と述べている。

参照元:Bitbond Partners With KlickOwn To Offer Real Estate-Backed Bonds On Stellar