同社はすでに独自のSTOを利用して220万ユーロの資金調達を行っている。
今回ビットボンド社は不動産投資プラットフォームであるKlickOwn社と提携を行った。提携の内容には不動産に基づいた債権を利用したSTO(セキュリティトークンオファリング)を含む。今回、資産はステラブロックチェーン上で発行され、2020年の前半、早ければ1月には調達が行われる見込みだ。
Bitbond社によれば全ての工程はBaFinの監視下にあり、全てのトークンは常に所有権とリンクされていると言う。この条件において、トークンは実際の土地と結びついた債権と一致することになる。
資金調達は一般投資家向けで、最小投資額は10ユーロから。現状、利子率は4−7%と期待されている。3−10年の期間が終了するとKlickOwn社は額面上の金額を返却する。
ドイツのハンブルグに拠点を置くKlickOwn社今後も不動産のトークン化を行う予定だと言う。
セキュリティトークンで債権を発行するメリットについて、両者は以下のように言及した。
KlickOwn社CEO Wladimir Huber氏は透明性と柔軟性に依存したセキュリティトークンを活用するメリットによって、「私達は投資家により高いリターンをもたらすことができます。」と述べた。また、ビットボンド社創設者 Radoslav Albrech氏は「債券発行プロセスをデジタル化することに、金融サービスプロバイダーおよび発行者からの多大な需要があります。弊社のテクノロジーにより、必要な仲介業者の数を減らしながら、トークン化された所有権の証明を可能にします」と述べている。
参照元:Bitbond Partners With KlickOwn To Offer Real Estate-Backed Bonds On Stellar