SingulaNetは、大手コンサルティング会社にて、金融システムのコンサルティングや企業のセキュリティ強化・イノベーション推進プロジェクトを経験したCEOの町 浩二氏と、大手コンサルティング会社にて、証券業界を中心に、EAIなどのエンタープライズシステムのアーキテクチャの設計・開発・運用を経験したCTOの大竹 祐貴、連続起業家の加藤 隆哉氏が立ち上げた会社である。設立以来、SingulaNetは、安全でより利便性の高い次世代インターネットサービスを展開するため、最先端ブロックチェーンを応用したトータルソリューションを提供しており、既に大手通信会社と大手広告代理店への導入実績がある。今後の展開SingulaNetは、この度の資金調達により、より利便性の高いブロックチェーンシステムの提供に向けたBaaSの研究・開発を加速させるべく、以下のような取り組みを行うと言う。 オープンソースブロックチェーン「Ethereum(イーサリアム)」のProof of Authority Alogismの安定化と高速化を目的とした独自の研究開発をシンガポール科学技術研究庁A*STAR SIMTec*2と共同で実施 ユーザが簡単な操作でいつでもブロックチェーンサービスを利用することを目的に、独自に発明したWEB/ブロックチェーン連動型認証方式*3を実装したAPIシステムを開発<注釈>*1 Blockchain as a Serviceの頭文字をとって略したもので、ブロックチェーンを利用するためのクラウドベースのプラットフォームのこと。*2 シンガポールの製造技術の競争力向上を目的に、製造技術と人的資本を開発する機関https://www.a-star.edu.sg/simtech*3 12月16日現在、同社が特許申請中