The BCAPトークンとSPiCEトークンはOpenfinanceを通じて取引可能になる最初のデジタル証券になる。
これら2つのトークンはSecuritize社によってトークン化されたものだと、同社のCEOであるCarlos Domingo氏はツイッターで言及した。
First two security tokens that will be trading in the US are both issued with @Securitize Digital Securities protocol, another first for us and our partner @OpenfinanceIO https://t.co/24XG24TzZB
— Carlos Domingo (@carlosdomingo) May 16, 2019
結果として、Openfinance社は、流動性が乏しいために資産の価値を大幅に下回る価格で売らざるを得ないことが多いデジタル資産を売ろうとしている人々にとって、画期的な役割を果たすことになる。
Openfinance社の設立者兼CEOであるJuan Hernandez氏は以下のように述べた。
「アメリカの投資家にとって、デジタル証券と流通市場にアクセスすることはデジタル証券市場の進化の大きな一歩となるだろう」
今回の発表はOpenfinance社にとって、トークン化された証券の流通市場を促進する最初の取り組みであり、米国によって規制されるデジタル代替資産の最初の流通市場になることでもある。
政府の監視を避けてきたような既存のデジタル証券市場のプレイヤーたちとは異なり、Openfinance社は業界の規制された未来を見据えて成長している企業を代表している。
Opnefinance社はSEC(米国証券取引委員会)によって規制されている代替取引システム(ATS)として、デジタル証券への安全で安定したアクセスを求めている投資家、または規制されていない証券に関する規則の理解を深めることを求めている投資家にとって、すぐに使えるリソースになることを目指している。
「私たちは2つのものを提供しています。それは流動性と正当性です」とJuan Hernandez氏は語る。
同社はSECはの規制を受けているため、デジタル証券関連の基盤を形作る重要な役割をになっている。代替取引システム(ATS)としてOpenfinance社は監査済みの財務情報を要求するなどの方法で、プラットフォーム上で取り扱われることを望む資産クラスに対する要件を設定することが可能になる。
デジタル資産の流動性が向上し、規制当局がデジタル資産を管理する規則についてより多くのガイダンスを提供し続けるにつれて、Openfinance社は、より多くの機関投資家が参加し始めると考えている。
長期的なプランとして、Openfinance社は単に自社のプラットフォーム上のセキュリティトークンをサポートするだけではなく、「セキュリティトークンオファリング(STO)は、当社の技術のコンセプトを証明するものと見なしています。」とJuan Hernandez氏は述べた。「規制に準拠してブロックチェーン上で取り扱えるか?ブロックチェーン上で取引できるか?我々はできると考えています。なぜならば、 私達はそれを証明したからです。私達はコンセプトの実証を達成しました。」
Openfinance社はプレIPO企業が発行したデジタル証券からベンチャーキャピタル、ヘッジファンドまであらゆる資産クラスの枠組みを広げることを視野に入れている。同社は、少数のインサイダーや、膨大な富や資本に裏打ちされたインサイダーだけではなく、全ての投資家が独占されてきた資産にアクセスできるようになるべきだと考えている。
「Openfinanceは市場を民主化し、投資、取引などの機会をより広い範囲で利用できるように取り組んでいます」とHernandez氏は述べた。
「私たちはこの市場にアクセス、透明性、流動性をもたらしており、それこそが私たちが長期的に望んでいることです。」
参照元:https://techcrunch.com/2019/05/16/openfinance-opens-up-us/amp/
記事執筆
塚田愼一
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