1. TOP>
  2. 資金調達
  3. SingulaNet、DIMENSIONなどからシードラウンドでの資金調達を完了

SingulaNet、DIMENSIONなどからシードラウンドでの資金調達を完了

  • feedy

ブロックチェーンのコンサルティングから開発、運用までのトータルソリューションを提供するSingulaNet株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:町 浩二 以下、SingulaNet)は、DIMENSION株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:宮宗 孝光)からの出資と、漆原 茂 氏、内野 弘幸 氏、石黒 不二代 氏をはじめとしたIT起業家などのエンジェル投資家を引受先とする第三者割当増資により、シードラウンドでの資金調達を完了した。この度の資金調達により、さらに利便性の高いブロックチェーンソリューションの提供に向けたBaaSの研究・開発を行う。同時に、事業展開を加速させるべくBizDev、エンジニアなどの人員の募集も開始すると言う。

SingulaNetは、大手コンサルティング会社にて、金融システムのコンサルティングや企業のセキュリティ強化・イノベーション推進プロジェクトを経験したCEOの町 浩二氏と、大手コンサルティング会社にて、証券業界を中心に、EAIなどのエンタープライズシステムのアーキテクチャの設計・開発・運用を経験したCTOの大竹 祐貴、連続起業家の加藤 隆哉氏が立ち上げた会社である。設立以来、SingulaNetは、安全でより利便性の高い次世代インターネットサービスを展開するため、最先端ブロックチェーンを応用したトータルソリューションを提供しており、既に大手通信会社と大手広告代理店への導入実績がある。

今後の展開

SingulaNetは、この度の資金調達により、より利便性の高いブロックチェーンシステムの提供に向けたBaaSの研究・開発を加速させるべく、以下のような取り組みを行うと言う。

  • オープンソースブロックチェーン「Ethereum(イーサリアム)」のProof of Authority Alogismの安定化と高速化を目的とした独自の研究開発をシンガポール科学技術研究庁A*STAR SIMTec*2と共同で実施
  • ユーザが簡単な操作でいつでもブロックチェーンサービスを利用することを目的に、独自に発明したWEB/ブロックチェーン連動型認証方式*3を実装したAPIシステムを開発

<注釈>
*1 Blockchain as a Serviceの頭文字をとって略したもので、ブロックチェーンを利用するためのクラウドベースのプラットフォームのこと。
*2 シンガポールの製造技術の競争力向上を目的に、製造技術と人的資本を開発する機関
https://www.a-star.edu.sg/simtech
*3 12月16日現在、同社が特許申請中

関連記事