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公共交通業界に革命を起こす!VMC、ステラのブロックチェーンでオランダ初のSTOを発表

  • feedy

先日、連邦金融監督庁(BaFin)がBitbondによるデジタル債権発行のための目論見書を承認したときに、セキュリティトークンは新たなステージに突入した。

この債権はステラーブロックチェーン上で発行されており、ドイツではじめての完全に規制されたSTOとなった。

ドイツで初めて正式にSTO(セキュリティトークンオファリング)が発表されたいま、公共交通業界に革命を起こそうとしているオランダのスタートアップ企業であるVMCもまた、STOを実施すると発表した。 VMCによるSTOはStellarブロックチェーン上で行われる。

VMCはステラのブロックチェーンでオランダ初のSTOを発表

VMCは公共交通の支払いをデジタル化しようとしている。そうすることで、彼らはライドシェアアプリ(日本におけるタイムズカーレンタルなど)から航空会社まで全てを含むオランダの交通網に仮想通貨を導入する予定だ。スタートアップをクラウドファンドするために、VMCはセキュリティトークンVMC-STを販売するための独自のSTOを実施する。

このSTOが注目に値する理由として、Stellar Lumens(XLM)プラットフォームで行われている数少ないSTOの1つになるということがあげられる。Smartlandsのようなセキュリティトークンプラットフォームでは、Stellarがセキュリティトークン発行者にとっての「最も適している」として見られており、Stellarの創設者Jed McCalebは最近、STOについてインタビューで言及している。

ステラベースのVMCのSTOが成功すれば、より多くの新しいセキュリティトークン発行者がステラのブロックチェーンネットワークを活用するようになるだろう。

ブロックチェーンベースのモビリティ

VMCはすでにいくつかのプロジェクトで成功を収めており、その成功を根拠に今回のSTOの実施に至った。例えば、同社はArrivaとDeutsche Bahnと共同で、ブロックチェーン駆動のバスのシステムを開発した。

VMCのアイデアの基本は、デュアルトークンエコノミーである。交通機関等の料金はプラットフォーム固有のユーティリティトークンであるVAIを通じて請求され、投資家はセキュリティトークンであるVMC-STを通じて会社の株式を購入する。
VMC-STの保有者は、当該トークンの所有者である期間に応じて約40%のリターンを受け取ることになる。
配当金を支払うのではなく、VMCは代わりにユーザートランザクションからの直接収入でセキュリティトークン保有者に報酬を与える。
VMCが成功すればするほど、トークン保有者はより多くの収入を得ることになる。

VMC社は以下のように述べている:

「VMCモビリティプラットフォームは、誰もがアプリケーションを構築するためにオープンで無料です。ただし、企業のユーザーは少額の取引手数料を支払います。私達はプラットホームをさらに構築するためにこの料金を使うだけでなく、私達の収入のある一定の割合を分配します。このアプローチがブロックチェーン技術のコア原則と、モビリティをよりよく結びつけるという私たちの使命と合致すると確信しています。」

同社は、自社のSTOはオランダの金融市場局の監督下にはないと述べている。彼らのSTOに関する規制の状況はまだ不確実であり、STOの日程はまだ公表されていない。

VMCとは

VMCは都市部における交通手段の課題を解決するソフトウェア会社である。現在、都市部においてライドシェアやカーシェアなどを含めて、交通手段はは急速に進化しており、モビリティ市場は2020年から2030年の間に5000億ドルから1兆ドルに成長すると予想。同社がアプローチする市場の価値は巨大であり、新興のモビリティ、技術開発および発展する都市とともに、実質的に成長し続けるとされる。

 

参照元:
https://cryptobriefing.com/vmc-stellar-security-tokens/
https://thetokenist.io/vmc-announces-first-sto-in-the-netherlands-on-the-stellar-blockchain/
https://vmc.ai/vmc-announces-the-first-security-token-offering-on-stellar-in-the-netherlands/

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記事執筆
塚田愼一

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