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STO実施件数が世界的に増加!InWara社のSTOレポートより

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STO(セキュリティトークンオファリング)は2019年に大いに注目を集めている分野だ。従来の有価証券をトークン化することで、金融市場に利便性をもたらすとされている。

今回InWara社が行なった2019年、第1四半期の調査によると、STO実施件数は昨年のQ4と比べると2倍以上の件数に及ぶ。
この記事では国別のSTO実施状況、資金調達額、注目分野などさまざまな点から2019年、第1四半期のSTOについて見ていく。

STO実施件数が昨年の約2倍に!

STO実施件数は上昇傾向にある。2018年のQ1の26件と比較して、2019 Q1は47件とSTOは最多件数となった。また、昨年のQ4の20件と比較すると、2倍以上の実施件数になっていることがわかる。

 

国別のSTO実施状況:アメリカが最多件数

STO実施件数をみると、アメリカが11件と最多を記録している。続いてイギリス、スイスときており、ヨーロッパ地域でのSTOの注目度が高いことを示してる。

実施件数が増えた背景にはアメリカ、ヨーロッパでの規制枠組みが確立されつつあることが挙げられる。
特にアメリカではSECに登録届出を行う形でSTOが行われ、そこには機関投資家であるハーバード大学も投資するとされている。
詳細はこちら

 

STO資金調達額は約1億2200万ドルに:アメリカではなく、アラブ首長国連邦で56%調達

資金調達額は合計で1億2200万ドルにのぼる。注目すべきはSTO実施件数一位のアメリカが、資金調達額ではたったの2%にすぎないということだ。アラブ首長国連邦が56%以上の資金調達を行なっている。今回でもスイス、イギリスとヨーロッパ圏が調達額のトップに躍り出ている。

STO実施分野:エネルギー、ヘルスケア部門の躍進

STOの分野としては、トレード&投資サービスが1位であるが、注目すべきは2位にエネルギー分野が参入していることだ。また、もう一つ、注目すべき分野はヘルスケア分野だ。スタートアップ企業がブロックチェーン技術を使用し、医療データ、薬の追跡などをおこなう。

 

記者まとめ

今までSTOは2019年に盛り上がると言われてきた。InWara社のレポートにより実際にSTOが昨年と比較して注目を集めていることがデータとして示された。
資金調達面ではアメリカがSEC規制などで注目を集めるも、調達額は多くはない。むしろヨーロッパ諸国、もしくはアラブ首長国連邦が大部分を占めていた。
応用分野では金融系以外にも、エネルギー、ヘルスケア部門が追随するなどSTOの活用に幅広い分野で注目されていることがわかる。今年はセキュリティトークンに関する規制が各国で発表されており、暫くの間はSTO周りを中心にブロックチェーン技術が一般に周知されていくことになるだろう。今後の動向に注目したい。

Inwara社とは

InWara社はICOおよびSTOプロジェクトに関する研究を行い、独自のアプローチで評価を行う企業だ。ICO / STOに加えて、仮想通貨取引所とその安全性、プライベートブロックチェーン会社、ヘッジファンド、VC、HNI、およびブロックチェーン業界へのエンジェル投資、ならびにスペースでの合併/買収に関する研究を行う。

公式HP:InWara

参照元:Executive Summary of InWara’s Q1 2019 report

記事執筆
塚田愼一

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