セキュリティトークン発行プラットフォームSecuritize社がSEC認可のトランスファーエージェントの資格を獲得

セキュリティトークン発行プラットフォームSecuritize社は証券の名義変更を行うトランスファーエージェントのライセンスをSEC(米国証券取引委員会)から獲得した。トランスファーエージェントとは、文字通り証券の移転等に重要な役割を果たしており、投資家の口座開設や入出金、名義の書換や、配当の受け取りなどの業務に関わっている。
特筆すべきは、SECに登録された証券の場合、従来は名義の変更に150$支払う必要があったのだが、Securitize社は無料で名義の変更を行うということだ。
今回の承認によりSecuritize社はブロックチェーン関連テック企業、セキュリティトークン発行企業の中で、初のSECに認可されたトランスファーエージェントとなる。
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同社は今年の5月に独自プロトコルであるDSプロトコルをオープンソース化し、6月には日本でのデジタル証券の採用を促進するために、日本セキュリティトークン協会(JSTA)と提携することを発表している。
参照元:
SEC Approves Blockchain Tech Startup Securitize to Record Stock Transfers
What is a Transfer Agent?
