私はエラボトックス注射もやっています。ボトックスは筋肉の動きを止めるものなので、
顔以外にも、ふくらはぎ、肩などの筋肉に打つと筋肉の動きが弱くなり、痩せてきます。デコルテのラインを美しく見せたい場合は肩などに、ふくらはぎに打てば足痩せに、エラに注射すると咬筋が動かなくなるので痩せてきて小顔に繋がりますよ。
秋山:年齢を重ねた女性には1つの施術というより、複合的な治療が有効的ということですね。
最近。女性の薄毛も雑誌などで取り上げられています。
佐藤:男性のAGAは女性にも起こりますが、様相が違うので女性専用の薄毛治療が必要です。お薬を飲んだり分け目やつむじの薄くなった部分に外用薬を塗ることはもちろんですが、当院では頭皮に直接注入する「発毛メソテラピー」という方法を開発しています。薄毛治療用の麻酔をするので痛みもなくできます。疲労回復点滴を同時に行うとデトックス効果で体の内側からもリラックスしたリフレッシュ効果も得られるので発毛環境を良好に改善させてくれます。ただ完全に抜けてしまったものを元に戻すのは難しいので、枕に抜け毛が着くのが目立ってきたとかシャンプー時に抜け毛が多くなったなど、初期段階でカウンセリング、治療を受けるのがいいですね。
佐藤:開院から20年以上経ちますので、その頃から通院してくださる患者さんもたくさんいらっしゃいます。そうすると膝が痛いとか、イビキがひどいなどの生活の中での悩みの相談も受けます。そこで膝関節外来やいびき治療などもやっていくことに。イビキ治療は「ナイトレーズ」という口膣内から喉の奥にレーザーを当ててイビキを改善させます。切らないので食事制限などもなく、体への負担が少ないので日常生活に早く戻れます。
歳を取っても、皆さんのQOL(クオリティ オブ ライフ)を上げていきたいと、膝関節外来もあります。整形外科専門医による手術をしないPRP療法などが注目されています。
また、人間に必要不可欠な補酵素で、加齢とともに減ってくるMNM(β-ニコチンアミドモノヌクレオチド)を配合したサプリメントも開発、販売しています。最近話題の成分ですが、MNMを補うことで老化現象を遅らせ、細胞の若返り効果が期待できます。
秋山:理事長の診療理念の一つである、美しくなったその先の「生活の向上」、「より豊かな生活」を目指すために、先ほど伺った「膝関節治療」や「NMN」の開発なども手掛けてらっしゃるんですね。
さらに、患者さんのきれいをキープしたりサポートする施設もできたと伺いました。
佐藤:はい。品川院には専属トレーナーのいる岩盤浴施設が併設されています。せっかく脂肪吸引などでボディメークを美しく整えても、そこからまた運動不足などで体力やモチベーションが落ちたりするのを防ぐためです。富士山の溶岩プレートを使った「マグマスパ」でパーソナルトレーナーによる有酸素運動や筋肉トレーニング、ストレッチなど、マンツーマンで指導してくれます。単にダイエットというよりマグマスパでデトックスし、体温をあげると代謝もアップします。膝などの関節痛にも有効で何よりご本人のモチベーションを上げてくれます。このように美容医療と「マグマスパでのトレーニング」との組み合わせによって美しくなったその先の「生活の質を上げて人生を楽しむ」ことまで見据えています。
秋山:品川院のマグマトリートメントにも興味が湧きました。
最後に、佐藤先生は美容医療に進もうと思ったきっかけはなんですか?
佐藤:単純に「将来絶対必要になるだろうな!」と思ったからです(笑)
私は実際35歳の時から小顔施術を自分自身で試してきました。昔は取りあえずヒアルロン酸を注入するというものが主流でしたが、ヒアルロン酸は時間と共になくなってしまします。自分の脂肪を吸引したほうがそれを再利用できるんですね。余っているところからは取って、それをへこんでる部分に入れる。プラスとマイナスでやってあげることができます。脂肪細胞を+、−してフェイスラインが整ってもそこからまた老化は始まるので、私自身は35歳に始め40歳、43歳、51歳と計画的に施術をやってきました。50オーバーで治療をすると最初にもお話しましたが1つの施術では効果が出にくい場合が多いんですよね。美容医療は先を見据えて30代頃から治療を計画的に継続していくことが結局は負担も少なくできるのでお勧めします。
秋山:今日は「顔の脂肪吸引」など、新たな施術のお話が聞けて選択肢が広がった気がします。ありがとうございました!
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